2021年11月08日

練乳苺大福のこだわり

伊豆だからこそできたいちごの和菓子練乳苺大福

静岡県を代表する人気のいちご「紅ほっぺ」。
真っ赤に熟した大粒の苺だけを選別し、独自工法の練乳餡を添えてふわりやわらかな羽二重餅で包みました。ひと口食べるとじゅわっと瑞々しい苺の果汁と、ミルキーな練乳餡の甘味がほんのり広がります。
苺がお餅を羽織ったような可愛らしい形が特徴の苺大福です。

 

旬を迎える伊豆産「紅ほっぺ」

こだわりの鮮度・旬を迎える伊豆産「紅ほっぺ」
石舟庵では、JA伊豆の国との協力により、農家の方々が収穫した「紅ほっぺ」を集荷・品質をチェック。選別されたものを、自社便にて工場へ直送します。
産地ならではの一般流通を経ない新鮮な「紅ほっぺ」が持つ色・艶・みずみずしさをお菓子に閉じ込めています。

 

シーズンになると赤く輝く果実が実るいちご畑。

この紅ほっぺは、「あきひめ」と「さちのか」の交配によって生まれた静岡の苺ブランドです。
大粒で、甘みとほど良い酸味が調和した、こくのある濃厚な味わいで、果肉の中心まで赤くなり、香りがいいのが特徴です。
ほっぺは落ちるほど美味しいことから「紅ほっぺ」と名づけられました。11月頃から出荷がはじまります。

紅ほっぺに魅力を活かす「練乳餡」の開発

いちご大福を石舟庵で販売しようとしたときに、紅ほっぺと粒餡を合わせたところ青臭さが出てしまい相性が悪く、練乳餡なら相性がいいのでは?と試作をスタートしたところが始まりです。
白餡に練り込むものが練乳だけだと、単純な味になりただ甘い餡になってしまった為、練乳のほかに生クリーム、エバミルクのコクを加え、紅ほっぺの程よい酸味が引き立つよう仕上げました。
原料を入れるタイミングや熱を入れるタイミングなど試行錯誤を繰り返し、紅ほっぺに合う練乳餡が誕生しました。

 

紅ほっぺをより美味しく食べられる苺大福のかたち

石舟庵の「練乳いちご大福」は練乳餡に包まれた「紅ほっぺ」を羽二重森で挟む形となっています。
お雛様のように「紅ほっぺ」が赤い顔をのぞかせているような可愛らしい印象に仕上げています。
これは、可愛らしさだけでなく紅ほっぺの甘酸っぱい味わいをよりダイレクトに感じられるようにするためです。食べた瞬間に、紅ほっぺ果汁がジュワっと広がり、その後に羽二重餅の食感、練乳餡のミルキーな味わいが広がります。

 

 

 

ひとつひとつ、手包みでおつくりする

職人が紅ほっぺを一粒ずつ見て、色が赤く白身の少ないもの、形が細長く、まん丸ではないいちごを選定し、手包みで仕上げています。紅ほっぺを練乳餡に包むときは紅ほっぺが見えるように、羽二重餅に包むときは、練乳餡と苺が主役に見えるようにこだわり、丁寧にひとつひとつ手で包んでいます。
多くの工程を手作業で行っている為大量生産には向かず、1日3000個ほどのしか製造できませんが、機械では表現できない可愛さや手包みならではの暖かさを大切にしています。